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2015年のプロッタ レンタル事情

2015.09.28

プロッタ レンタルの変遷

近年のプロッタ(大判プリンター)出荷台数はキヤノンのiPFシリーズが2009年から2014年まで、6年連続でナンバーワンの地位を守っています。

当社のプロッタのレンタル商材においてもキヤノンのiPFを指定されるお客様が多数いらっしゃいます。

当社がプロッタレンタルを始めた最初の機種は、HP DJ-430と言うモノクロの機種からスタートしましたが、当時は保守パックが高額の上に保守サポートの対応が悪かったにもかかわらず、自社メンテナンスをすることが許されませんでした。

A1モノクロプロッタ.gif

モノクロプロッタからカラープロッタにニーズが移り始めたのはDJ-500が登場しはじめた2004年初頭の頃です。

当社としては、DJ-430のカラーアップグレードキットを追加購入し、レンタル対応をしていましたが、流れに抗うこともできずにDJ-500、DJ-500Plus、DJ-510と2004年から2013年まで同じエンジンの同じ外観をしたモデルをレンタルしてまいりました。

DJ-500、510シリーズは10年以上も支持され続け、マイナーチェンジを繰り返したモデルのため、故障頻度が少なく、レンタルのしやすい機種です。

長年の購入実績、レンタル実績が認められたのか、HPより自営保守の認定を許され、現在では自社メンテナンスサービスを展開していますが、DJ-500、510では細い線が印字されなかったり、大きな図面や緻密な図面を印刷するにはメモリ不足でかなりの時間を要するなど、オプションの追加購入やレンタル料金を追加徴収するなどのトラブルになりかねない事態も発生していました。

A1カラープロッタ.jpeg

そんなころ2009年に キヤノンのiPFシリーズが満を持して投入されたのです。

従来のHP製品にあった4色インクだけではなく、マットブラックを含めた5色6本の大容量インクで、印字スピード、画質、線描写も優れていました。

ネットワークのインターフェイスは標準装備、メモリもデフォルト搭載分で十分な機能を有していました。

市場はキヤノンの高性能プロッタに傾きました。

iPF605L plus.jpg

HPの寡占市場はここに潰えたかと思われましたが、2013年7月からHPが発表したDJ-T520の性能がキヤノン iPFシリーズを上回るほどのものでした。

更に当社のプロッタ レンタルでは初回のインクを購入していただくので、6本大容量インクの金額と4本少量インクの金額差はユーザーにとっては大きな金額差となったのでしょうか?

ここ最近は、iPF605、iPF605Plus人気に陰りが出て、DJ-T520を要望されることが目立ってきました。

2013年初頭に購入したDJ-510もまだまだレンタルに活躍してもらわなければならないのですが、ユーザーの皆様の要望には代えられないことも承知しています。

そこで今月、HP DJ-T520を大量入庫いたしました。

しばらくはDJ-T520に指定が偏っても、在庫は十分です。

キヤノンも今期中にモデルチェンジを行うようです。

今年の11月にキヤノンの5年に1回のCanon EXPOが開催されます。

そこで新製品のお披露目がなされるのではないでしょうか?

DJ-T520.jpg

工事現場での期間レンタルにはプロッタが欠かせません。

当社では全国でプロッタのレンタル対応が可能です。

さらに保守サポートはレンタル料金に含み、自社サービス網(提携サポート会社含め)を全国に配備しております。

DJ-430の頃から数えると、何年プロッタを扱ってきたか、修理実績や電話対応、メーカーごとの癖も熟知しているスタッフが多数在籍しています。

プロッタのレンタルなら当社に是非お任せください。

中古プロッタの販売も格安でうけたまわっています。

お気軽にお問い合わせください。

ブログ更新が11ヶ月ぶりとなってしまいました ...

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