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コピー機の入替えや移設、撤去で見せるプロの技!

2014.10.24

大型のOA機器も配送します。

大型のOA機器配送を難なくこなすプロの話を聞いてきました。

大きな荷物を運ぶだけの運送会社は幾多もあり、競争が激化しているため、単価競争を繰り返し疲弊してしまった話はよく耳にします。

運送会社も精密機械を運搬・配送することに慎重になる会社が多いようです。

特にコピー機、複合機の類は超精密機械のため、ちょっとした振動や配送ミスで画質が変化してしまったり、紙づまりが生じてしまいます。

当社としましても超精密機械で重量もあるコピー機、複合機を移設する際には搬入・搬出経路の傷の確認作業や十分な搬入経路が確保できるかどうか、お客様のご利用になられている機械がどこのメーカーでどの機種なのかと下調べやヒアリングをさせていただいています。

経験ちからリスク回避をすることで、作業自体をお断りすることもあります。

しかしプロはとことんやるそうです。

色々な道具を駆使して、社員の体への負担も軽減させ、できる方法を模索しています。

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機械のサイズに合わせた、お手製の台車です。
ローラーはゴム製の比較的大きなもので、床に傷がつきにくいものを使用しています。
前後にフックがついていて、フック付のひもが簡単に脱着できる仕様です。
台車の上部には滑り止めのゴムが貼られています。年季が入っているため、ぼろぼろです。

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様々な緩衝材を駆使します。 鉄板やコンパネも数種類ありました。

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お手製台車をコピー機、複合機のキャスターとキャスターの間に入れ込みます。

その際に斜めに倒した機械本体の外装部分を破損してしまわないように固めのスポンジのような緩衝材をあてます。

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段差があってもコンパネや鉄板を使用し、台車に取り付けたひもを引いてらくらく上げてしまいます。

台車に取り付けたフック付のひもはエレベーターに入れた後に、引っ張り出す時のためなどにひもを付け替えるだけで機械の転倒やエレベーターの破損のリスクが軽減されます。

単に複合機やコピー機の入替えや移設、撤去するといっても、機械本体が破損してしまうリスクだけを考えるのではなく、お客様がご利用できなくなる時間をいかに短くし、スピーディーに効率よく作業するためのノウハウを蓄積しています。

搬入・搬出経路の確保や傷確認など以外にもトラックに積み込みラッシングベルトで固定をする際角あてなどの緩衝材も使用しベルトがたゆんだりしないよう、またはベルトを締めすぎて破損させないように絶妙な締め具合で機械を固定し、運転の時も急加速、急ブレーキ、急ハンドルに気をつけて、悪路を避けて運転します。

お客様の大事な資産を安全無事に、そして安価に移設をご依頼される際は、是非当社にお問い合わせをお願いします。

今年の9月から複合機を長距離移動する時に便利な日通アロー便が15%も値上がりしました。

物流業界では人員の確保が難しく、人件費が上がっていて、円安により燃料費も上がっています。 更に高速料金も値上がりや割引が終了して、金額を上げざるをえないのでしょうね。

それでも当社は値上げをしないで頑張っています。

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