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「〇〇より優先する自分のプライドはなかった」

2023.06.30

プライド!

こんにちは!WBC(WORLD BASABALL CLASSIC)が終わって数か月経ちますが、いまだに余韻が残っている人も多いのではないでしょうか?私もその一人です。毎日のように活躍する大谷翔平選手を始め日本代表選手たちを様々なメディアで見るからでしょう。また、日本代表チーム「侍ジャパン」優勝までの軌跡が映画化されたことも要因の一つだと思います。タイトルは「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」。もちろん映画館に足を運びました。感動を再び味わいたいということもありますが、このチームがどのように生まれ、場面場面で個々はどのようにコミュニケーションがとられ、この先は何が待っているのだろう?興味は尽きることはありませんでした。映画の上映期間が延長されたこともあり、2回見に行きました。

大会期間中、数多くのドラマがありました。私の中で最も記憶に残る場面の一つは、準々決勝イタリア戦同点で迎えた3回1アウト1塁打者大谷翔平選手がセーフティバントを選択したところです。自分が投手として投げている状況での判断です。ホントに驚きました。ホントに凄いなと思いました。「絶対に勝ちたいんだ」という気持ちが伝わってきました。彼にそう思わせるチームであり、大会なんだと。そして未来の野球界のことをも考えているのだと。ゲーム後のインタビューでこの場面を振り返り、「チームの勝利より優先するプライドはなかった」。周りからどう見られようが目標に向かってなりふり構わず動く姿って人の心を揺さぶります。このコメントを聞いて、野球をしていた頃を思い出し、そして今の自分と照らし合わせたりしました。

「会社の成長より優先するプライドはない」「家族を守るより優先するプライドはない」人それぞれ大切にしていることは違うと思います。一つ言えるのは、目標や大切にしていることがあるだけでも幸せなことだということです。

チームワークとリーダーシップ

WBC日本代表チームの一つの特徴は、キャプテンがいないことです。キャプテンをあえて置かないチーム作りを栗山監督が行いました。「全員が日本代表で皆でチームを引っ張っていってほしい」との思いからです。必然的に最高齢者であるダルビッシュ有選手とメジャーでの実績や誰もが認める実力者である大谷選手がリーダー的存在になりました。そして、監督・コーチ以下スタッフ陣が皆の力を存分に発揮できる環境づくりに徹しました。監督が違っていたら同じ結果になっていただろうか?監督が違えば、チーム作りも雰囲気も違う。想像でしかないが違う結果になっていただろう。

チームワークを高めるリーダーシップとは?

組織がチームワークを高めるためには、リーダーシップが必要になる。リーダーシップと言えば自らがハードワークし、メンバーをグイグイ引っ張るというイメージがあると思います。大切な部分ではあると思いますが、一人で仕事をこなそうとすれば、むしろチームとしての作業効率は悪くなってしまう。むしろ、自分以上にチームのメンバーに頑張ってもらえているチームこそ、真のリーダーシップが効いている組織だと思います。自主性や生産性の高いチームには、リーダーとメンバーが価値観を共有し、お互いの価値観を尊重しあっているような関係性があります。

管理より協調、厳格な指示より個性を尊重する。メンバーとの綿密なコミュニケーションを通じて、それぞれの能力や個性を把握し、メンバーにとって身近な存在になることこそリーダーシップの本質です。この考え方は、過去に読んだ本から学んだものですが、栗山監督を想像してしまいます。組織づくりという意味では企業もスポーツも大差はなく、いつかこのようなチームを作りたいと願う経営者は多いのではないでしょうか。

「覚悟」

本日2023年6月30日(金)、私が所属している経営者クラブは今年度最終日を迎えました。会長が退任の挨拶をされている間、思わず涙が出てきました。会長就任直前に大病を患い、日に日に痩せていく姿は今でも鮮明に覚えています。あれから1年と数カ月、病と闘いながらその職を全うされたその姿に何度となく勇気を頂きました。「会長職を全うするより優先するプライドはなかった」のだと思います。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

最後に今月も日本全国で「コピー機 レンタル」「OA機器 レンタル」サービスをご利用いただき、ありがとうございました。また、リピーターの皆様にも心より感謝申し上げます。「OA機器をもっと自由に!」弊社サービスを今後とも宜しくお願い申し上げます。

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