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NEWレンタルプラン「借り得!」でカリトク?

2020.07.16

70歳を超えた社長に喜んで頂いた「借り得!」

6月中旬、名古屋市内にある会社で社長と商談、というか打合せ。20年以上に渡り、お付き合いが続いている社長で何でも気さくに話せる間柄でもある。現在ご利用して頂いている複合機が古くなったため、入れ替えのご相談。

一般的には、5年リースでの導入を推奨していますが、状況によってはリユース機でのご提案をさせて頂くケースも。お客様の状況やご要望によって、最善のご提案をするのが我々の仕事である。

短期のイベントや試験会場等には、弊社が得意とする一日レンタルでのご利用を頂いています。いつも、ホントにありがとうございます!

そして、今回は我々が新しく始めたサービス「借り得!」をご提案。5年6年のリースでもなく、リユース機の販売でもなく、短期のレンタルでもない、1年~3年をメインとしたレンタルサービスである。

「5年先までわからんけど、半年やそこらということもないかなぁ~」社長の一言である。70歳を超えて、元気ではあるが、流石に5年先までは何ともいえない。「元気だと思うけど、仕事を止める(廃業)可能性もあるわなぁ~」ホンネだろう。

引退間際の晩年の野球選手は1年1年が勝負となり、複数年先まではわからない。良く似た状況にある中小企業経営者は沢山いる。

この状況下で複合機のリプレイス時期を迎えた場合、1年~3年のレンタル利用が無理のない選択であろう。

「無理なく、無駄なく、負担なく」~OA機器をもっと自由に~をポリシーにしている我々が始めたNEWレンタルプラン「借り得!」。解約フリーで初期費用も掛かりません。そして、長期利用で月額レンタル料はお得に!

矛盾するような話だが、今回「借り得!」プランをご導入頂いた社長と、「もうすぐあれから5年経つなぁ。5年リースでも良かったな!」

「それだけ社長が健康で頑張ってこられたってことですね!では次は5年リースにしますか?人生100年時代ですから!」(^^)/

こんな会話がしてみたい、心の底からそう思う。そして、本当に引退される時には、「長い間お疲れ様でした!」と言って花束をお渡しする。新人営業マン時代から数多くの中小企業経営者の皆様にお世話になり、その皆様へ向けたサービスプラン「借り得!」。

一人でも多くのお客様へお届けしたい。まずは愛知・岐阜・三重/中部3県を中心に。そして、その次はWebで全国へ!思いは尽きない。

120万人が後継者未定

後継者不足・経営者の高齢化が注目されるようになり、何年経っただろうか?私の周りにもその問題に悩まされる経営者の方々がいる。データを改めて確認すると以下のようになる。

中小企業・小規模事業者の2025年における年齢は、約245万人(法人93万人・個人事業主152万人)が70歳以上。そのうち約半数の120万人が後継者未定。この問題の先には、廃業による雇用喪失~GDP減少へと繋がっていく。

中小企業の経営者年齢分布で見てみると、1995年の経営者年齢帯ピークが47歳であったのに対して、2015年の経営者年齢帯ピークは66歳となっており、20年間で約20歳高齢化した。

一方で、このようなデータもある。経営者交代による経常利益率の違い。

2008年経営者交代ありの企業における経常利益率3.62%、交代なし企業における経常利益率2.21%

2014年経営者交代ありの企業における経常利益率5.50%、交代なし企業における経常利益率3.37%

経営者が交代した企業の方が、わずかながら利益率を向上させている。若い経営者の方が業績を伸ばす傾向にあるようだ。もちろん、業種業態やその個人・企業風土等々によって違いがあるのは言うまでもないが、、、

親族外承継は全体の3分の1を占める

親族内外継承の割合は、親族内66.6%、親族外33.4%となっている。親族外継承の多くの場合は、社内人材が後継者となっている。その比率は、親族外役員57.9%、親族外従業員33.9%、社外の人材8.1%。もう少し、社外人材が活用されるケースがあるのではないかと想像していたが、そうではない。

他の会社で実績があっても、それが違う会社、違う業界では通用しないケースが多いのだろう。いや、ただ冒険していないだけか?そもそも冒険する必要があるのか?これもその会社が置かれている状況次第か。

一方では、社内での人材教育を十分に行い、備えている会社が多いということも言えるのだろう。社内風土をよく理解し、業界にも精通している。自社の強み弱みを知った人材に任せる方が、多くのケースはスムーズにいく、想像に難くない。

私も時々考える。来月54歳を迎え、この先どうずるのか?50歳代経営者で”後継者あり”と答えている会社は、わずか25.2%。60歳代で46.9%。ただ、この問題により早くから取り組んでいればいるほど、後継者が早く見つかっているという、言わば当然のデータも存在する。

皆、走りながら考えているのだろう、自分なりの最善解を!

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